新元号対応のWindowsの更新プログラムを適用したことでR4シリーズに発生する問題をご報告しておりましたが、5月15日にマイクロソフト社から問題に対応した更新プログラムが公開されましたのでご案内いたします。

 

１．対象バージョン

問題の発生する可能性のあるWindowのバージョンは次のとおりです。

 

２．問題の現象

確認されている現象は次のとおりです。

2-1. 財務顧問R4・財務応援R4（除Lite for IKX）
仕訳入力画面の「摘要欄」が切れる

2-2. 財務会計R4・財務応援R4 Lite for IKX
仕訳入力画面の「伝票内のバランス」が入力画面と重なる
※この現象以外にもレイアウトが欠ける場合には、同じ原因が考えられます。今回の対応方法をお試しください。

2-3. 法人税R4
一括印刷画面で＜一括部数設定＞をクリックすると次のエラーで画面が進まない

2-4. セットアップランチャー
セットアップランチャーを起動すると画面が崩れる

 

３．原因 

今回の現象は、マイクロソフトから提供された累積アップデート が、告知なくフォントの扱いが変更されていたために発生しております。
5月15日に公開されたマイクロソフト社の月例のWindowsアップデートで改善します。

 

４．対応方法

下記の5月15日のWindowsアップデートを実行してください。設定が自動更新になっていれば自動更新となります。
※すでにKBの更新プログラムを削除されている方は、削除された状態で更新プログラムを適用してください。

 

 

※5月15日のWindowsアップデートが1回で完了しない事例が確認されています。アップデート後も現象が回避されない場合は、次の手順で、手動のアップデートをお試しください。

①[スタートメニュー]→[設定]ボタンをクリックします。

②Windowの設定画面で「更新とセキュリティ」をクリックします。

③[更新プログラムのチェック]をクリックします。
※「再起動が必要です。」と表示された場合は、Windowsを再起動してください。

④利用可能な更新プログラムに、累積更新プログラムが表示されて実行されます。

以上で手動によるアップデートは完了です。

 

詳細につきましては、下記の文書をご確認ください。

【更新】新元号対応Windowsの更新プログラム適用後の問題について