「月次支援金」「持続化給付金」申請に使う「売上減少となった月の売上台帳等」を財務R4で出力できますか?
経済産業省から発表された、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている事業者向けの給付金申請に使う「売上減少となった月の売上台帳等」について財務R4の帳票を利用する場合の参考情報をご紹介します。
財務R4から売上台帳を出力することはできませんが、申請の参考資料として次の方法により前年同月の売上金を比較できる帳票の出力が可能です。
なお、この帳票の提出で問題ないかについては提出先へご確認くださいますようお願いします。
下記の例では、会計期間「令和2年4月1日~令和3年3月31日」の会社データの4月分と、前期同月(平成31年4月)分の売上を比較しています。
■帳票メニュー → 「残高推移表」を利用する方法
残高推移表で令和2年4月の純売上高と、前期同月(平成31年4月)の純売上高が見える出力例の図を下に示します。赤枠の金額で当期4月と前期4月の金額が比較ができます。
この残高推移表を印刷によりPDFへ出力するか、または、スクリーンショットを撮りJPGまたはPNG形式の画像ファイルに保存してください。
下の残高推移表では損益計算書の売上高の部分を切り出して画像ファイルにしています。
タイトル等の変更をされたい場合には、条件設定画面の上部にある「Excel(CF10)」ボタンを押して、Excel形式に出力することで加工できます。
上記の残高推移表は、下の条件設定で出力しています。
■入力メニュー → [科目別月別残]を利用する方法
科目別月別残により、売上等の科目を指定して実行します。
[F2 当期]、[F3 前期]キーにより当期と前期を切り替えることができます。
当期と前期をそれぞれ[F11 プレビュー]でプレビューし、印刷によりPDFへ出力するか、または、スクリーンショットを撮りJPGまたはPNG形式の画像ファイルに保存してください。
※売上の明細が必要な場合には、総勘定元帳の出力をご利用ください。