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税務会計ソフトFAQ

仕訳が入力されている状態で会計期間を変更することはできますか?

仕訳が入力されている状態で会計期間を変更することはできますか?

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財務R4 Ver.20.15から、仕訳・伝票入力後の会計期間と設立日の変更に対応しました。
変更は[保守]のプルダウンメニューで「会計期間の変更」をクリックして行います。(タブメニューにはありません)
※以下の制限事項がありますのでご確認のうえご利用ください。
※財務応援R4 Lite for IKX以外のシステム利用できる機能です。

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■財務R4 Ver.20.15以降のバージョンでの変更手順

①会計期間(新)の期末年月日を入力します
※会計期間を1年未満(短縮)に設定する場合は、以下の②を行ってください。
②設立日に期首年月日を入力します
③の会計期間(新)が変更されます
【例】会計期間:令和2年4月1日~令和3年 3月31日を
令和2年4月1日~令和2年10月31日に変更したい場合
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以下の制限事項があります。
■会計期間を変更する当期期首残高以外の発生残高・累計残高・予算高は、すべて削除されます。
比較資料を作成する場合は、お手数ですが残高の再設定が必要になります。
【削除される残高】科目別(主/補助)残高、部門別科目残高、工事別科目残高
■期末整理仕訳は変更後の期末に変更されます。
■消費税申告書や各帳票を出力時に、処理期間の指定が正しいか見直してください。
■会計期間を変更すると、「会社基本情報変更」の情報も変更されます。
■次のいずれかに該当する場合は、会計期間の変更はできません。会計期間変更を確定するとエラーメッセージが表示されます。
・データ共有、仕訳送受信、会社送受信、保護をしている場合。
・繰越処理済みの場合。(翌期データが作成されている)
・数字確定月がある場合。
・仕訳入力がない場合。(仕訳がない場合は[会社基本情報変更]で会計期間を変更してください)
・取込仕訳チェック画面に未確定仕訳・取消仕訳がある場合。
・変更したい会計期間(会計期間+翌3か月)以外に仕訳がある場合。
・電子帳簿保存をしている場合。
・第1四半期、中間、第3四半期に仕訳がある場合。
・原価管理しているデータの場合。

■財務R4 Ver.20.10以前のバージョンでの変更手順

仕訳がある状態では変更できません。次の手順で変更してください。
①バックアップを作成します。
②「連動」タブ→「仕訳データ作成」で必要な仕訳データをファイル作成してください。
③仕訳一括削除で仕訳を削除後(取消仕訳も抹消します)、会計期間を変更します。
会計期間の変更は、期末年月日を変更して行ってください。
設立1期目の会社は、会計期間の下の設立年月日を入力すると1年未満の会社を作成することができます。
④「設定」タブ→「会社基本情報変更」で会計期間を変更します。

⑤「連動」タブ→「仕訳データ取込」で②で作成した仕訳データファイルを取込します。