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税務会計ソフトFAQ

住民税の登録方法と登録時期を教えてください。

市町村から「特別徴収税額通知書」が送付されてきました。住民税の登録方法とその時期を教えてください。

[計算条件]の「住民税の徴収基準」「支払日の特別処理」の設定によって、6月分の住民税が給与明細に適用される月が異なります。適用される月に合わせて[住民税]を登録してください。

■住民税の徴収基準の確認

[設定]タブ→[計算条件]の「住民税の徴収基準」「支払日の特別処理」を確認します。給与明細に反映したい月が異なる場合は、「住民税の徴収基準」を変更してください。

計算条件

支払日の特別処理 住民税の徴収基準 6月分の住民税が
徴収される給与の処理月
住民税の変更時期
当月日付(通常) 支払月 処理月:6月
処理月:5月の給与計算を確定(ロック)したら、住民税を登録してください。
Ver.21.20以降は処理月:6月を選択したら、住民税を登録してください。
支払月の翌月 処理月:7月
処理月:6月の給与計算を確定(ロック)したら、住民税を登録してください。
Ver.21.20以降は処理月:7月を選択したら、住民税を登録してください。
翌月日付(特別) 支払月 処理月:5月
処理月:4月の給与計算を確定(ロック)したら、住民税を登録してください。
Ver.21.20以降は処理月:5月を選択したら、住民税を登録してください。
支払月の翌月 処理月:6月
処理月:5月の給与計算を確定(ロック)したら、住民税を登録してください。
Ver.21.20以降は処理月:6月を選択したら、住民税を登録してください。

※Ver.21.20は2022年6月13日にダウンロード公開されます。

■住民税の納付先の追加

住民税を納付する市町村が追加された場合は、住民税の納付先を設定します。[設定]タブ→[住民税の納付先]で市町村を追加してください。

住民税の納付先

ポイント 💡 
地方税の電子申告を行うときは・・・
政令指定都市の場合は、「○○市△△区」の他に「○○市」も登録しておいてください。

■住民税の登録

上記の「住民税の変更時期」になったら、従業員情報の住民税の登録を新しい住民税に変更します。[給与]タブ→[住民税の登録]を開いて、住民税を設定します。納付先の市町村が変更になった場合は、「市町村(納付先)」「市町村(報告書提出先)」も変更します

注意
[住民税の登録]は、「支払日の特別処理」が「当月日付(通常)」のときは、処理月5月または6月(「支払日の特別処理」が「翌月日付(特別)」のときは、処理月4月または5月)で処理できます。なお、従業員情報では、いつでも「住民税」の登録・変更が可能です。
•[設定]タブ→[従業員/個別入力]→[給与計算・所得税・住民税]タブ
•[設定]タブ→[従業員/一覧入力]→表示[住民]
住民税の登録

1.納付する市町村が変更された場合は「市町村(納付先)」「市町村(報告書提出先)」を変更します。
2.各市町村から送付される「特別徴収税額通知書」に基づき、「税額(6月)」「税額(7~5月)」の住民税を設定します。
市町村ごとに住民税を登録したい場合は、「市町村(納付先)」の項目名をクリックすると、市町村コード順に並び替えられますので、登録がスムーズにできます。
3.7~5月の税額が異なる場合は、「設定方法」を「月別」に変更して、[月別税額]からそれぞれの月の住民税を設定してください。

ポイント 💡 
地方税の電子申告を行うときは・・・

政令指定都市の場合は、「市町村(報告書提出先)」は「○○市」を選択してください。
(「○○市△△区」を選択しないでください。)