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税務会計ソフトFAQ

入力した仕訳の内容を一括で変換(置換)する方法はありますか?

入力した仕訳の各項目の内容を一括で変換(置換)する方法はありますか?

財務R4 Ver.22.20から、①複数の項目を一括で変換(置換)する方法と②仕訳検索後に1項目ごとに一括で変換(置換)する2つの方法があります。

①複数の項目を一括で変換(置換)する方法 
例:科目(100 現金→101 小口現金)と金額(100円→150円)の2つの項目を一度に変換したい

保守メニュー →[入力済仕訳データ項目変換]を選択し、変換対象とする仕訳の絞り込み条件を設定します。
必要な項目のみ設定してください。
・設定した条件はAND条件となり、入力した条件をすべて満たす仕訳が対象になります。
・すべての項目が未設定の場合は、全仕訳が対象になります。
・仕訳の表示順は入力環境設定「会社毎」タブの「仕訳検索表示順序」の設定に従います。

[実行]ボタンを押すと、下の確認画面が表示されます。
※次の仕訳は変換できません。
削除された仕訳、決算確定月の仕訳、仕訳送受信で転送済の仕訳、自動仕訳(一括税抜仕訳、完成振替仕訳、未成振替仕訳)、合併仕訳

※電子帳簿保存を行っている(会社基本情報変更の電子帳簿設定タブの「証憑をクラウドに保管:する」になっている)場合は「入力済仕訳データ項目変換」の処理はできません。

②仕訳検索後に1項目ごとに一括で変換(置換)する方法

仕訳検索・仕訳変換機能を使って、仕訳を絞り込んでから変換(置換)します。

1.基本メニュータブまたは入力タブで[仕訳検索・仕訳変換]メニューを開き、変換(置換)する仕訳を検索します。
2.検索結果画面で[F2 仕訳変換]を選択します。
3.変換したい内容を入力し、[実行(F10)]を選択します。
4.[閉じる(ESC)]で変換画面を閉じ変換結果をご確認ください。

・科目と部門を変換対象とした場合は、消費税の変換をしない場合も日付に応じた税率に変換(置換)されます。変換時のチェックリストで確認し修正をお願いします。

■日付に応じた税率への変換について
・仕訳の日付が2019年9月30日以前の場合
科目マスターに設定されている消費税区分に応じて、8%、6.3%、1.7%で取り込みます。(6.3%、1.7%は輸入消費税)

・仕訳の日付が2019年10月1日以降の場合
科目別税率設定に設定されている部門と主科目(または補助科目)が一致した場合は、科目別税率設定の消費税率で取り込みます。
科目別税率設定に登録されている部門と主科目(または補助科目)が一致しない場合、または科目別税率設定がない場合は、科目マスターに設定されている消費税区分に応じて、10%、7.8%、2.2%で取り込みます。(7.8%、2.2%は輸入消費税)