エプソンR4シリーズをご利用の皆様、平素より大変お世話になっております。
本日は舞鶴支店からブログを発信させていただきます。
さて今回は財務R4電帳法対応版(Ver.21.40)リリースの電子帳簿保存法の改正1次版のご紹介させていただきます。
※1次版におきまして設定が必須というわけではありませんのでご注意願います。
●1次版導入事前準備
事前準備として電子取引データ用の保存フォルダーを作成しファイル管理の運用ルール(事務処理規定)を決め、電子取引データを所定の場所に格納するようにしてください。
事務処理規定については国税庁のホームページをご参考ください
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/0021006-031.htm
●「電子取引に係るデータ保存制度(区分3)」の要件である「検索機能の確保(検索項目は取引年月日、取引金額、取引先)」に対応
◇「財務R4シリーズ」での電子取引データ(証憑)と仕訳の紐付け操作が可能になります。
仕訳入力等の各入力画面に電子取引データとリンクする「証憑」ボタンを追加します。
「証憑」ボタンを押し、上記の事前準備により管理している電子取引データのファイルを指定して仕訳や伝票に紐付けます。
引用:http://r4support.epson.jp/r4support/PInfoR4.nsf/R4/H000986
ファイル指定についてはWindowsのエクスプローラーでプレビュー可能なファイル形式であれば、指定画面の右側にプレビューを表示できます。
紐づけできるファイルの種類に制限はなく紐づけ時に複数のファイルを1ファイルに圧縮し、圧縮したファイルの指定も可能です。
引用:http://r4support.epson.jp/r4support/PInfoR4.nsf/R4/H000986
仕訳入力や振替伝票で電子取引データを紐づけした場合、アイコンにより証憑が紐づいていることを表します。
アイコンをクリックすると電子取引データの内容が表示されます。圧縮ファイルを紐づけていた場合は、圧縮されているファイル一覧が展開表示されます。
証憑ボタンは仕訳入力・仕訳検索・個別元帳・帳簿入力・振替伝票入力・入金伝票入力・出金伝票入力画面で選択可能です。
※仮仕訳入力、仮伝票入力も追加対象です。(対象システム:IKX財務会計R4/財務応援R4 Premium)
※先行伝票入力は対象外になります
◇電子取引データの検索
仕訳検索の詳細タブから日付、金額、取引先での検索の他に、「電子取引データの紐付け有り」の仕訳を対象にした検索が可能です。
いかがでしたでしょうか?
【財務R4シリーズ】は2022年8月頃に2次版としてWeplat クラウドサービスに新たにクラウドで証憑データ保管サービス(別途有償)を追加し以下の対応の予定をしております。
〇Weplat クラウドサービスで、電子取引データの保管と、その訂正・削除履歴管理をクラウド上で行います
〇仕訳と電子取引データを紐付けした一括取り込みに対応
※掲載内容は改正等により予告なく変更する可能性もございます
ご不明点やご質問は株式会社東洋AS部までお問い合わせください。