1.厚生年金保険料率の改定について
平成16年の年金制度改正において、最終的な保険料水準を法律で定め、その負担の範囲内で給付を行うことを基本に給付水準が自動的に調整される仕組みである保険料水準固定方式が導入されたことに伴い、厚生年金保険の保険料率については、平成16年10月分から、毎年、0.354%(坑内員・船員については0.248%)ずつ引き上げられ、平成29年9月以後は18.3%に固定されることになりました。
これにより、平成27年9月分から厚生年金保険の保険料率が以下のとおり改定されます。
1-1.料率
(改定前) (改定後)
平成26年9月分(10月納付分) ~平成27年8月分(9月納付分) |
⇒ |
平成27年9月分(10月納付分) ~平成28年8月分(9月納付分) |
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保険料率 |
従業員負担分 |
保険料率 |
従業員負担分 |
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1000分の174.740 |
1000分の87.370 |
1000分の178.280 |
1000分の89.140 |
1-2.適用期間
この保険料率は「平成27年9月分(平成27年10月納付分)から平成28年8月分(平成28年9月納付分)まで」の保険料を計算する際に用いられます。
2.料率変更手順について